遠くへ行かずにいられない
遠出に慣れてしまったら、50kmやそこらの距離では物足りなくなってきました。
私が参考にしている資料のひとつ「関東圏大規模自転車道調査一覧表」に載っている神奈川県内のCRでまだ行っていないのは、酒匂川だけ。
ということで、行き先は決まりました。
経路は、往復があまりだぶらないことが条件。また、地図を見ていたら太平洋自転車道と書かれていて、名前だけでもスケールの大きさを感じるので、是非走ってみたい。
おとといやったビリーズブートキャンプの筋肉痛を少し残しながら、いざ出発です。
携帯GPS本格始動
今日の楽しみのひとつは、買ったばかりの携帯GPSを使うこと。ナビとしてではなく、後でHP掲載用のルートマップを作成する際のツールとして。
ポイントの座標の設定をせず自動的に間引きしたら、ポイントがとても粗くラフな線になってしまいました。
電波が届かず、データが飛んだところもあって、それは自分で修正しなければなりません。
それでも、途中行き止まりに遭って迂回したりわけもわからず走ったところについては、線を見て通った道がよくわかるし、「ああ、ここで迷って行ったり来たりした通りの線が出てる。」と面白く見ることができます。
撮影ポイントを記録するのにGPSで簡単にウエイポイントを登録できるのでその機能を楽しみにしていたのですが、時刻が正しくなっていませんでした。ウエイポイント名を入力する操作が面倒なので英字1文字ずつをポイント名にしていて後で時刻で写真の時刻と突合すれば場所が簡単に特定できると思っていたのに。何か設定がいるのかどうか。
パット付きのインナーショーツも初使用です。履き心地はふわっと感があっていいような気がしましたが、100km走ったら結局お尻が痛くなることに変わりはないような気がします。でも、足の付け根が痛くなることはなさそうなので、やはりこれから重宝しそうです。
国道271号
小田原厚木道路と並行して走っています。制限速度は30km/hで歩道も路肩の幅もありません。
車が少なかったのでとても快適に走ることが出来ましたが、車が多かったら怖いでしょう。一度トラックが後ろから来たとき、対向車も来てトラックは私を追い越すことができず、私は申し訳ないなあと思いながら走り続けていましたが、トラックは私をあおることもせず、対向車が行き過ぎてから優しく抜いて行ってくれました。
小田原厚木道路は高速道路なのに、国道271号と同じ高さを走っていて面白いなあと思いました。
平塚インターのそばを通ったとき、道が入り組んでいて迷っていたら、運良くロードが通り過ぎて行ったので付いて行きました。
62号
平塚インター入口でR271を降りて62号に出たら、見覚えのある名前が。金目川です。
9月1日に走った金目川CRに並行して、今日は逆方向に走っています。
そのまま行くとR134にぶつかって花水川橋に出ます。
太平洋自転車道
先日も寄った唐ヶ原の花水レストハウスは1階がコンビニになっていますが、駐車場も店もサーファー等で混んでいました。
トイレは諦めて、海岸だけちょっと見ていこう。
烏帽子岩と江の島が見えます。
ここを出れば、R134を走って太平洋自転車道路に出られるはずですが、どこからスタートなのかよくわかりませんでした。
やっと見つけて太平洋自転車道を走ったら、景色良し、風良し、路面良しで、今までのCRの中で最高だと思い、その気持ち良さに酔いしれていたら、まもなく終点に着いてしまいました。
国道1号
あとは、国道1号を走って、酒匂川にぶつかるまで。
お昼も近いので、昼食を買っておきましょう。
自転車を停めていたら、缶を自転車に積んだおじさんが自転車を置いて近付いてきて、「今日祝日?日曜日?」と訊かれたので「普通の土曜日です。」と答えました。
店で買い物してから出てきたのでしょうか、今度は「どこ行くの?」と。浮浪者っぽいからあまり話したくなかったけれど、ふつうに「酒匂川へ。」と答えたら、「あの自転車で大阪まで行って来たよ。」と言います。変速機なしのママチャリで、缶を拾いながら一日かけて大阪まで行ったそうです。本当に驚いたので「すごいですね。」とか言ってみせたけど、おじさんは速やかに離れてくれたので、「お気をつけて。」と声をかけて見送りました。
それから店に入りましたが、とても足の痛さを感じました。(そのときの距離は見忘れましたが、あとで調べたら43km地点でした。) やはりビリーズブートキャンプの筋肉痛がが残っていたせいでしょうか、今日は痛くなるのが早いような気がします。 あまりに痛いので腿をさすってみたら、カチンコチンに固くなっいました。
足は痛いし、酒匂川は遠くて、途中飽きてきました。
いよいよ酒匂川
酒匂川に着いたときはホッとしました。
でも、これからがまたまた長いのよねえ。
丁度お昼時だし、どこか座るところを見つけて休憩しましょう。
いい場所見つけました。ゆっくりサンドイッチを食べて、地図を確認して、体も休んだら、その後足の痛さを忘れました。
富士山が見えた!
晴れてはいるものの、朝から遠くは霞んでいたので、富士山を見ることなんてできないと諦めてました。
でも、ふと見ると、うっすらと富士山が見えるではありませんか。なぜ、富士山を見ただけで感激するのでしょう。
あれ富士山だよね?富士山でがしょ?富士山でっしゃろ?富士山だよ。富士山でがす。富士山ですがな。
と、自問自答しながら喜んだのでした。
目撃、折れた十文字橋
先日の台風9号で折れた橋です。
すっかり忘れてましたが、ここに来て目撃しました。
酒匂川も長い
行き先を決めたら、無心に走ることです。そうでなければ、時々飽きてきて嫌になってしまいます。
特に、今日はどこかのイベントを見るわけでもなく、ただ、ひたすら走るばかりでしたから。
酒匂川は長かった。河口からサイクリングコース終点までおよそ15kmでした。
てことは、酒匂川河口から小田原城までたったの3km。遠くて無理だと思っていた小田原城にもうちからママチャリで行けちゃう、てことね。
国道271号線を使えば、とても走りやすくてまた来るのも難しくないかもしれません。
帰り道
酒匂川サイクリングコースの終点を過ぎたら、東山北駅の横でJR御殿場線をくぐって国道246号に出て帰ります。
名古木まではまだ走ったことがありません。アップダウンが多いんだろうなあ。
多かったけど楽しかったですよ。ひとりでママチャリでこんな長い道、なんだか冒険しているみたいな気分でした。
名古木の手前で、そこの近くに住んでいる秦野の友人、タカ(ホリデーサイクリング8月4日「秦野の友人宅へ遊びに国道246号を往復」参照)にメールしました。
(ヤッホー)「今ながぬきのそばにいます。海岸沿いに走って酒匂川を上って山北の方から246を走って帰っています。じゃあね〜。」
その返事は、「うわぁ〜相変わらず頑張っていますね!私は秦野総合体育館でトレーニング、運動不足解消です。陽気がよいので、サイクリング最高ですね。タイミングでまたどうぞ遊びにきてくださいましな。これから東海大にバスケットをダンナと観に行きます。気を付けて帰ってね。ではまたね。」
さ、また元気出して帰ろ。
新善波トンネルの先は、こんなに長かったっかと思うくらい長い下り坂で、とても快適でした。
読めますか?
東雲 寄 名古木
今日も一日お疲れ様でした。と自分に言っておしまい。
今日の写真集
太平洋自転車道 酒匂川 帰り道
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